ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第13巻より

2021年(令和3年)5月15日 ベストグループ甲信越一日研修 ③

お金を持っている人は「私はお金には困っていないから興味がありません」、「私は学ぶ必要がありません」と言う方が多いので、命や真理について学ぼうとしないのです。

苦しんだり悩んだりしている方は、「真の教えを学びたい」と言う方が多いのです。私はお金を持っていても、見えない存在を信じる努力をずっとさせていただきました。

なぜなら、インドの愛する御方から「世界の見本たる人を育てなさい」と言われたからです。世界の見本たる人とは、物質的にも精神的にも豊かな人という意味です。

もしも私が、物質的に貧しくて心も貧しかったら、誰も学ぼうとしないではないですか。私は小さい時から命の存在を信じて大きくなったので、社会に出たら物質的にとても成功させてくださいました。

社会的地位もいただきましたし、お金もたくさん手に入れさせてくださいました。でも、心は全然満足しませんでした。「俺は偉い」と威張って高慢になった時に人格が悪くなり、失敗していきました。

それまで命の存在を信じていたのに、忘れてしまいました。四十一歳から四十三歳までは会社を潰しかけて、会社のお金を全部無くしていきました。それから、また立ち上がる時はとても大変でした。

成功の反対は失敗です。成功と失敗は表裏一体ですから、成功しても失敗する可能性があるのです。そして、一度失敗したら、そこから立ち上がるのはとても大変なのです。

立ち上がる時に、そのまま潰れる方と、私のように「どうして潰れかけたのだろうか。それは自分の人間性が悪くなったからだ」と反省して立ち上がる方に分かれるのです。

私は成功と失敗の両方を経験して「人生とは何なのだろうか。一度しかない人生を何のために生きているのだろうか」と素朴な疑問を持ちました。私は立ち上がる過程の中で「永遠に幸せになる方法はあるだろうか」と追求したのです。

皆さんも、一生に一度しかない人生で、この世の利を得るために一生懸命に朝から晩まで働いて、本当に幸せでしょうか。気がついたら歳を取って、体もだんだん動かなくなります。

私はそのことを、自分の人生の途中で気づいたのです。私は、事業を通して少しは成功させていただきましたが、失敗も経験しました。お金をたくさん得ても、会社を潰しかけて全部無くしました。

立ち直る過程の中で「本当の幸せとは何だろうか。苦しみから解放されるにはどうすれば良いだろうか」と思うようになったのです。そして、本当の幸せを求めてインドへ行くようになって、だんだんと苦しみから解放されてきました。

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